毎月22日は禁煙の日

喫煙とPM2.5

微小粒子状物質(PM2.5)は、化石燃料だけでなく草や木、また、たばこの燃焼でも発生します。2009年、環境省は「PM2.5に係わる環境基準」を示し、「人の健康を保護する上で維持することが望ましい基準」を「1年平均値が15μg/m3以下、かつ、1日平均値が35μg/m3 以下」としました。さらに、中国等からの越境汚染が社会問題となった2013年2月には、 「外出等を自粛する注意喚起のための暫定的な指針値」を1日平均値で70μg/m3としています。

実は、喫煙可能な場所におけるたばこの燃焼に由来するPM2.5の濃度は、非常に高いことがわかっています。わが国では、産業医科大学研究班が喫煙席を壁と自動ドアで仕切った喫茶店でPM2.5の濃度を測定し、その結果を報告しています(図)。まず、屋外で5分間の測定をしたところ、空気環境は良好でした。一方、店内の仕切られた喫煙席は、米国環境保護庁(EPA)が示している環境基準の、すべての人が健康被害を受けるとする「危険」レベルに相当する高い濃度に汚染されていました。さらに、喫煙者が出入りする度に自動ドアが全開となるため、その煙は禁煙席にも漏れ出していることが確認されました。

このような喫煙可の飲食店等で働く従業員は高濃度のPM2.5にさらされるため、店を利用する客だけでなく、従業員の健康を守るという観点からも検討が必要です。

図1:わが国におけるリスク要因別の関連死亡者数:男女計(2007年)

「禁煙の日」にしてほしいこと

  • 喫煙・受動喫煙の害について知ろう・伝えよう
  • ニコチン依存症について知ろう・伝えよう
  • 治療法について知ろう・伝えよう

オフィシャルブックレット・ポスター・シールなどの資材

オフィシャルブックレット

「禁煙の日」オフィシャルブックレット、ポスター、シールなどの資材をご提供いたしております。

詳しくはこちら

お知らせ

オフィシャルブックレット

「たばこを止めたい」すべての方の禁煙達成のために、禁煙推進学術ネットワークからのメッセージを掲載しています。

医療機関の皆さまへ
なお一層の禁煙推進、支援強化をよろしくお願いいたします。

詳しくはこちら